宇部大空襲を生き残った『伝説のピアノ』を演奏しました
2026年7月19日、山口県内の文化芸術の振興と地域活性化を目的として設立された「やまぐち文化芸術振興会」の設立記念式典・ステージイベントが、宇部市の集估館で開催され、記念コンサートに出演しました。
式典では、振興会副会長で日本舞踊花柳流師範の渡邊絹代さんによる日本舞踊の披露に続き、ピアノを演奏しました。
今回使用したのは、宇部大空襲を生き残ったことから「伝説のピアノ」と呼ばれているグランドピアノです。1923年に宇部市内の新川尋常小学校(現在の新川小学校)へ寄贈され、戦災や長い年月を経て残されてきた楽器で、「伝説のピアノ復活計画」による大規模な修復を経て、現在は再び演奏できる状態となっています。
当日は、ベートーヴェン《悲愴》《月光》《テンペスト》、ラヴェル《道化師の朝の歌》、ショパン Op.27のノクターン2曲、《雨だれ》《別れの曲》などを演奏しました。
歴史を刻んできたピアノで、新たに発足した文化芸術振興会の門出に演奏できたことを、大変嬉しく思います。また、久しぶりに振袖で演奏できたことも印象に残る一日となりました。
式典と演奏の様子は、宇部日報、毎日新聞をはじめ、地元テレビのニュースでも紹介していただきました。